人工妊娠中絶手術

母体保護法指定医として、
手術ではなにより安全を重視し、
できるだけ痛みのないよう心がけています。

残念ながら出産が叶わない事情のある方は、人工妊娠中絶手術を選択できます。母体保護法指定医である院長が、同法律に基づき人工妊娠中絶手術を行います。当院で行う人工妊娠中絶手術は、妊娠12週未満が対象となります。
ひとりでお悩みにならず、できるだけ早い段階でご相談ください。

人工中絶手術は、安易に行うと母体に悪影響を残す可能性があります。今日初診で来て、明日すぐにできるものではありません。当院では、まず受診いただいて検査・診断の上で安全にできる週数を考慮して手術日を決定します。そして手術前日にいらしていただき、子宮口を開げる前処置を行って安全性を高めています。
 当院では痛みに十分配慮し、適切な麻酔でできるだけ痛みを感じない手術を心がけています。手術は診療時間より前に行います。その時間帯には他の患者さんは診察室、処置室にはおりませんので一緒になることもありません。

当院の人工中絶手術について

人工中絶手術は、安易に行うと母体に悪影響を残す可能性があります。今日初診で来て、明日すぐにできるものではありません。当院では、まず受診いただいて検査・診断の上で安全にできる週数を考慮して手術日を決定します。そして手術前日にいらしていただき、子宮口を拡げる前処置を行って安全性を高めています。
 当院では痛みに十分配慮し、適切な麻酔でできるだけ痛みを感じない手術を心がけています。手術は診療時間より前に行います。その時間帯には他の患者さんは診察室、処置室にはおりませんので一緒になることもありません。

注意していただきたいこと

手術後の1週間は回復期間です。この時期にしっかりお身体を休めることは、その後の妊娠に影響を及ぼさないようにするためにとても重要です。また、女性が自分のお身体を守るための避妊や生理との付き合い方についてもご相談を受けています。わからないことやご不安があったら、遠慮なくご質問ください。

手術から術後までの流れ

1ご来院

ご来院いただき、診察のうえ母体保護法の手術適応があるかを確認し、手術を決定します。
超音波検査などで、正常な妊娠であることを確認した上で手術日を決定します。
その後、手術に必要な検査(血液、おりもの、心電図など)を行います。当院では、母胎への負担が少ない妊娠6~8週の間に手術を受けることをおすすめしています。
合併症などがある場合、当院での処置が出来ない場合があります。

2ご帰宅後

ご帰宅後は、手術に備えてゆっくりお休みいただきます。入浴はシャワーのみ可能です。
手術当日はご自宅で安静に過ごし、翌日からは日常の生活に戻れますが、術後1週間は回復期間ですから激しい運動や夜更かしなどを避けてください。また、手術後2週間は、性交や身体に負担のかかることを避けてください。

3術後経過を確認するため、術後4日~7日後を目安にご来院いただきます

4術後来院時に特段問題なければその後約1か月後の来院となります。

4術後来院時に特段問題なければその後約1か月後の来院となります。

5手術当日

手術自体の所要時間は15分程度ですが、点滴による無痛全身静脈麻酔を行いますので、麻酔から覚めるまで2時間程の間、回復室で休養していただき、経過を観察します。
その後、診察を行って異常が認められなければ、ご帰宅です。
手術当日はご自宅で安静に過ごし、翌日からは日常の生活に戻れますが、術後1週間は回復期間ですから激しい運動や夜更かしなどを避けてください。また、手術後2週間は、性交や身体に負担のかかることを避けてください。

費用

11〜18万円(消費税込み)、健康保険は使えませんが本人確認のため、また異常が見つかったり発生した場合に必要ですので必ずご持参ください。
妊娠週数によって異なるため、目安の費用とお考えください。気管支喘息などがある方には特殊な麻酔剤を用いますので、多少高くなります。
その他、初診料、術前検査費用、術後検診費用などがかかります。詳細は来院時にご確認ください。

低用量ピル・避妊について

安全で確実性の高いピルによる避妊は、 身体を大切にすることでもあります。

現在の低用量ピルには、避妊用のものと治療用のものの2種類があります。ほとんどのピルは21日型か28日型のものです。ピルには、21日飲んで7日休むものが21日型、毎日飲むものが28日型です。避妊効果、治療効果に大きな差はありません。ご自身のライフスタイルなどを鑑み、合った方を選ぶようにしてください。

ピルは毎日飲むお薬のため、安全面がとても重要です。以前は、「気持ち悪くなる」といった症状や「太る」などの問題がありましたが、現在、最も注意しなくてはいけない副作用は、「血栓」です。しかし、血栓の予防法は、定期的な血液検査や血栓のできにくい日常生活の過ごし方の指導などにより確立されつつあります。当院でも、ピルを服用される方が安全に安心して飲んでいただけるよう、常に予防を心がけております。

低用量ピルの避妊効果について

アフターピル

当院にての緊急ピルはルノレボを使います。以前のヤッペ法に比べ飲みやすいお薬となっています。性交渉から72時間以内に2錠を1回飲みます。72時間が経過する前、なるべく早い時間に飲んだほうが、効果が高いとされています。

IUD(リング)

「ピルは毎日お薬を飲むのが面倒」「飲み忘れが心配」また、「副作用が心配」という方のためには、「リング挿入」という方法もあります。子宮内に1回リングを挿入してしまえば、3~5年位は効果があるものです。ただし、子宮内に異物としてリングを挿入するために、不正出血を繰り返す方もいらっしゃるので、その場合には注意が必要です。

最後に

当院で人工妊娠中絶手術を受けた方で、その後、妊活の相談にいらしたり、妊娠して健診を受けに通院いただいたり、元気な赤ちゃんを見せにいらしてくださった患者さんがたくさんいらっしゃいます。妊娠に気付かれたら、ひとりでお悩みにならず、できるだけ早い段階でご相談ください。

患者さんがホッとすること
笑顔になることを大切にしています

横浜市旭区で産婦人科をお探しなら、一般婦人科からピル、
人工妊娠中絶まで幅広く対応している
小関産婦人科医院までご相談ください。

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